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その唇に愛を
第2章 ▽ きっかけ
女子が引いたあと、純は私たちの元へまっすぐ来てくれた。


「来てんなら最初から言えよ〜」

「だってあれだけ女子いたら群がってもしょうがないじゃん(笑)」
「よっ、未来のエース!!」
「お前らな〜(笑)」


女子に囲まれてた純は、何だか遠い存在に思えたけど
こうして3人で集まれば、いつもの純だった。



「実は美紅のことまあまあ始めから気づいてた」

いきなり言われ、胸が高鳴る。

「えっ、なんで?」


「だってほかの女子は軍団で応援してんのにお前だけ1人ぽつんとしてたから。
ぼっちで来たのかよって思うと笑えた」

「いやひどくない!?」

内心凄く嬉しかった。

自惚れなことは分かってるが、始めから気にしてくれていたと思うと胸が騒がずにはいられなかった。

すると、彩花がわざと甘えた声を出して、純を問い詰める。

「ちょっと彩花は〜?」

「彩花は途中で気づいたよ、あ、軍団に紛れてて彩花らしいって思った」


よかった〜、と安心したような彩花。


その後はたわいない話を少しだけして、純は自分の座席へ向かった。
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