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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第6章 遠藤との噂と心配の夜



今日は紀永が、私を背中から抱き込むようにして、2人で行為後の余韻に浸っていて‥
私は相変わらずチェーンを指に絡ませながら、軽い脱力感と共に紀永のぬくもりを感じている・・



「美紀、明日‥というより今日は予定が無いと言っていたね?」


「え?
うん、何も無いよ‥」


「なら日中気晴らしも兼ねて、この辺りの街歩きをしないかい?」


「へっ?
この辺りって‥紀永大丈夫なの!?」


はっきり言って本社近くで、紀永って此処に住んでいたんだから、感づかれない??



「この格好だと分からないと、言ったのは美紀だよね?」


「言ったけど‥」


「心配ないよ、私を知っているのは、もう殆ど居ないか、この辺りを歩いて通る事も無い‥
私も車の中で見ているばかりだから、たまには街歩きをしたくなったかな?」


「本当に‥良いの??」


「ああ・・
美紀も此処に、私服くらいあると思ったけどね」


「最低限は置いているかな?
久しぶりに紀永と街歩き」


「楽しみ?」


「凄く!」


紀永と本当に街歩きをしたのは、留学前に東京の街を歩いた‥あれ一度きり‥
まさか此処で、街歩きをしてくれるなんて思わなかった。



(気‥‥使ってくれてるのかな?)


あんな話になってしまったから‥
紀永だって、言いたくて言った訳じゃない事くらい分かってる‥‥
ただ、現実を言ったまでに過ぎない事も・・



「少し眠ってしまおう美紀?」


「うん、そうだね‥‥」


「これから先は、戻ってから考えれば良い‥
今は‥休みなさい‥‥」

「・・・・・うん」


変わらない紀永のぬくもりの中で‥
私は安定して微睡みに付く・・・



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