この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater50.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
(そういえば、堀之内部長の腕ってどれくらいなんだろう?)
端末ロックを解除しながら、ふと疑問に思う。
前の‥チームリーダーだったけど、部長職が忙しくて最後までプログラムしている姿は見れなかった。
紀永があれだけ信用しているのだから、人間性もプログラムの腕も確かだと思う‥
全く見れなかったのが、少し残念な気もしないでもない。
「また機会があるのかな?
それより仕事仕事」
内容的には変わり無し‥と思った横に、大量のアナログ‥つまり紙の書類が山ほど!?
「へっ?
なんで書類の山!?」
「ああ‥
随分溜まりましたから、一気に処理して貰いましょうかと‥‥」
「・・・・・マジ」
あ‥久しぶり言っちゃったマジ発言‥
だって、言わさるくらいの山なんだよ‥‥
「何時も通り、監視カメラその他、私が出来る事は手伝いますので、そちらの処理お願いします」
「はあ・・・」
ちょんと、デスクに備え付けの重厚な椅子に‥
こんな時は、この椅子ですら恨めしい。
「・・・
うわー理由付きじゃないと返せない物まで‥
何時まで掛かるだろう」
「1日で全てとは言っていません‥
提出期限が早い物から上にしていますので、その通りにやれば数日で終わります」
い‥意外に遠藤さんって鬼だった‥
紀永が零すのも分かる‥うん。
選ぶという選択が出来ない以上、上から順に書類を見て行く事に‥
「嫌いじゃないんだけど、この量になる前に持って来て欲しかったかな?」
「チームプロジェクトの邪魔になってはと、会長の判断です」
・
![](/image/skin/separater50.gif)
![](/image/skin/separater50.gif)