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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



遠藤さんの提案に折れ、私はセキュリティーロックをしながら帰り支度‥
遠藤さんは1つ下の重役フロアーに寄ってから、駐車場で落ち合う事にした。



「本当に誰も居ない・・・」


クラスター社の重役陣も、割と早め退社が殆ど‥
というか、私が帰るような時間まで居残っている重役メンバーは、めったに居ない。


唯一の論外が朔夜叔父様で、これは私が会長室にいるからという理由が大きいのよ。


その朔夜叔父様も今日は不在で、駐車場には早乙女邸の社用車1台きり‥
これだもん、遠藤さんが太鼓判を押す訳だわ。



「・・・
待ちましたか?」


「うんん、私も今下りて来たところ」


遠藤さんが、さも当然と後部座席のドアを開けてくれようとしたけど、それは私が止めた。



「助手席で良いよ?」


「ですが‥‥」


「一応仕事外でしょう、わざわざ後部座席もね」


「・・はぁ‥
分かりました・・」


珍しく簡単に折れてくれた‥
これには私の方がビックリ!


何時もの遠藤さんなら、絶対に譲らない線だもの・・




「後部座席だとね、なんとなく遠いっていうか‥
やっぱり助手席の方が良いと思う」


「仕事外だからですよ?
仕事としてなら、何が何でも後部座席と言います、それが私の仕事ですから」


「・・・
遠藤さん‥少し柔らかくなったよね・・」


「さあどうでしょうか‥
一番は‥美紀様が歩み寄って下さったからなのでしょう‥‥
近寄る事も出来ませんでした‥私には・・・」


帰りの車の中で、隣に乗っているからこその本音トーク‥
こういうのも、遠藤さんと約束してからの事。



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