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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



『・・・
じゃ‥‥おいで‥美紀?』


ん‥‥


何時もの紀永の言葉‥
軽く抱き起こされたから、そのまま抱き付いたけど‥良いかな??


・・・・・あれ?


なにか何時もと違うような、何だろうこの違和感・・・



「・・・・・えっ!?」


私・・寝ぼけて‥‥


それに‥今抱き付いているのって・・・



「嘘っ!
朔夜叔父様!?」


「やはりこの辺りで気付かれたか‥
嬢ちゃん‥‥紀永とどういう関係なんだ??」


「あっ・・・・・」


私・・なんて事を!!


紀永と朔夜叔父様を間違えるなんて‥
それも朔夜叔父様‥気付いた!!



「は‥離してっ!」


「嬢ちゃん!」


「きゃっ!?」


もがいても、朔夜叔父様は私を離してくれなく、逆にソファーに強く押し倒された・・



「もう一度聞く‥
紀永とどういう関係なんだ嬢ちゃん‥‥」


「私・・・・」


なんて言ったら良いの!?


紀永との関係‥
それは絶対に口にしてはいけない事・・



「・・・
言わないのなら・・・」


「えっ? んんっっ!?」


朔夜叔父様が私にキス!?



「・・直接身体に聞いて見ようか嬢ちゃん?
俺と嬢ちゃんなら、等親関係に引っ掛かりは無い‥‥」


「いやっっ!」


「じゃ話すか?
話さなければ、このまま続けるが??」


朔夜叔父様の目‥‥本気だ‥
私が言わなければ、朔夜叔父様はこのまま私を‥‥



(嫌っ‥‥怖いっっ!!)


身体が震える‥
こんな脅迫めいたやり方‥‥‥それは‥‥彼奴のやり方!!



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