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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



「嫌っ‥嫌っ‥‥‥
ぁたしに触らないで!
もう傷付くのは嫌ぁぁぁーー!!!」


「っっ!?!?」


なにっ!?


いきなり身体が震え出したと思ったら、嬢ちゃんは大声‥いや悲鳴を上げて暴れる始末‥
どうなっているんだ!?



「またぁたしを脅すの!?
またぁたしを縛るの!?
彼奴のように、またぁたしを殺そうとするの!?
そんなの‥‥そんなの嫌ぁぁ! ぁたしに触らないでっっ!?
男なんてみんな同じっ、大っ嫌い!!!」


「おいっ嬢ちゃん落ち着け・・・」


「嫌ぁぁぁぁぁー!!」


落ち着かせようと思えば思う程、嬢ちゃんの錯乱状態は酷くなる一方。



(・・・
これは‥‥過去に男に対して、何かあったのか!?)


激しい程の拒絶‥拒否反応‥
言葉の端々から、嬢ちゃんの身に何か酷い仕打ちをされた事は読み取れる、それも殺すとか‥‥



(どうすれば良いんだ・・・)


触れようとすれば、怯え錯乱状態‥
言葉を掛けても、まるで聞いて貰えない‥‥


俺では全く手が出ない、今の嬢ちゃんを落ち着かせる事が出来るのは‥



「っっ!!」


慌てて、ポケットの中に入っているスマホを取り出し‥掛ける相手は‥‥紀永!!



「・・・出ろ‥‥」


コール音はすれど、電話には出ない‥
この時間なら空いている筈なのに何故!?



「いやぁぁっっ!離してっっ!!」


「くっっ!!」


今嬢ちゃんを離したら、大変な事になるのは必至‥
勢い任せに叩かれようが、引っ掻かれようが、捕まえた腕を離す訳にはいかない。



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