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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



朔夜叔父の感の良さ、流石にこれは計算外だった‥
だが、この感の良さで世間を渡り歩いて来たのだ、感づかれて当たり前といったところ。



「治療に1年以上掛かり、医者から大丈夫と言われたのは、留学数ヶ月前‥
だから私達の誰も気付かなかった、トラウマとして残っていた事に‥‥」


眠ってしまった美紀の背を軽く撫でながら、私と朔夜叔父は話を続ける。



「前にもあったと‥」


「私が渡米したのは覚えているかい?」


「当たり前だ、良いだけ仕事を押し付けて行ったからな‥」


「そこは悪いと思っているのだがね‥
その渡米時に、NASAというか1研究者が美紀を勧誘、だが美紀は首を縦に振らず、向こうが強硬手段に出たという事件を起こした」


「聞いて無いぞそれは!?」


「言わなかったからね、後始末は付けて帰国したのだから‥
まあ‥それで美紀は拉致され、男達の脅しに今と同じ状態になった、それで気付いたのだよ、心のトラウマは治らなかった、美紀の中にはまだ、男性に対する恐怖心が残っていると‥‥」


此処まで来たら、全てを話しても構わない‥
その方が、朔夜叔父は美紀を守る為に動く‥そう判断し、詳細に話をした。



「随分苦労してるな嬢ちゃんは‥
だが、お前が嬢ちゃんがボロボロになるまで、手を出さなかったのが不思議だ」


「原因は私にありだったのだよ‥
男に脅され強姦されたのも、私が美紀を自分の娘だと気付けなかった不注意‥‥
関係を持ってしまった後に、親子として会ってしまった事での美紀の反発、止める事が出来る筈もない」



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