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第4章 冬

ごめんなさい。。。

シーツ、汚しちゃった。。。


ギュッと、抱きしめてくる


茉莉が初めてだったんだから、いいよ。。。


心が痛い。。。

生理来ちゃったんです。。。


茉莉、好きだよ。。。


何度も囁いてくる


好きだよ、かわいいって言われると嬉しくなり、言葉に酔っていく


先輩？


振り向くと、抱きしめてくれる


初めてなのに、優しくしなくてごめん。。。

初めてじゃないって思ったら堪らなくて。。。

何で、初めてって言わなかったの？


恥ずかしくて。。。

だって、あんなに感じちゃって。。。


髪を撫でてくれる


茉莉は、かわいいな。。。


なるほど。。。

恥ずかしいって言えば、喜ぶわけね。。。

正直に言うと、先輩のセックスは、あまり気持ちよくなかった

隼人の方が上手い

初めてって思ったから、優しくはしてくれたけど、ものたりない。。。

回数が増えたら、良くなるかな。。。？


騙したみたいで心が痛い。。。


黙って、頭を預けていく


ギュッと、抱きしめてくれる



先輩は、どうして私を選んだの？


入学式の日、ずいぶんつまらない顔してる茉莉を見たんだ

綺麗な顔なのに、つまらない顔してた

次に見た時は、夏祭りかな？

入学式の時と違い、笑う顔が見られた

気づいたら、ずっと目が追っていて。。。

好きになってた。。。

ずっと見てたから、気づいてた

茉莉の目が誰を見てるか。。。

だから、告白してOKもらえた時は嬉しかった

チャンスだと思った

なかなか、茉莉は好きになってくれなくて、キスさえ出来なかった

まだ、好きになってくれてないのに。。。

茉莉が誘うから。。。？


っ。。。

誘ってないっ。。。よ？


ほら、また誘ってる。。。


甘いキスしてくる

甘いキスは、心が痛い。。。

私は、この人を好きになれるだろうか？

心がズキズキ痛い

流されるようにキスして応える


陸だと思って、キスしていく


んんっ。。。


茉莉。。。

好きだよ。。。


先輩っ。。。っ。。。


唇が離れて、髪を撫でてくれる


優しく見てくれる瞳に吸い込まれそうになる


チュウッとキスしていく

この瞳に見られたら、罪悪感がでてきてキスしてごまかしていく