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好きになった人
第4章 冬
詩織side

文化祭の後、会社にいる時に電話がかかってきた

しばらくは、距離をおきたいと伝えた

こんなに、見張られていては身動きできない

1ヶ月後の今日に待ち合わせした

待ち合わせの日に、電話するまで連絡しない約束だ

今日は、約束の日

会社には、有給休暇の手続き済みだ

誠にも、女子会ランチの許可をもらっている

ただし、蓮の送迎が条件だ

女子会ランチは、ホテルのフレンチを予約してある

体調が悪くなったからと、ドタキャンして、上に予約してある部屋で待ち合わせしている

こんなにまでしないと、逢えないことに苦しくなる

朝、誠を見送る時に怪しまれないように気をつける


女子会だけだからな?

ちゃんと、16時までには帰れよ?


わかってるよ。。。

何回も聞いたわ


プイって横を向くと、抱きしめてくる

心が痛い。。。


いってらっしゃい


抱きしめ返していく


誠が、会社に行った後出掛ける用意をしていると、蓮が申し訳なさそうに話してくる


ごめん。。。バイト入った

一人で行ける?

今でいいなら、早い時間だけど送ろうか?


そうなの?

ふーん。。。

まだ、7時だけど行きだけ送ってくれる?

モーニング食べてるわ


了解

お父さんには、送迎したって口裏合わせてね?


ふふっ

そうね。。。


ホテルのラウンジに8時についた

モーニングを食べようと、レストランに入ると直樹がいた


あれ?

早くない?10時だろ、待ち合わせ


ふふっ

まあ、蓮がバイトが入ったから予定変更したの

モーニング食べて待ってようと思って。。。

直樹は、何でこんなに早く来たの?


ゆりが忙しそうにしてる間に抜け出したんだよ

まあ、今頃、気づくかな?

せっかく早く来たんだし部屋に行こう?

時間が増えたんだしな?


直樹が、カードキーを渡してくる


先に行って?


一緒にいるのを見られたら困るだろ?

8時15分ちょうどに、ドアを開けて?


わかった


カードキーを受けとり、エレベーターに乗る

悪いことをするのはドキドキする


部屋に入ると、時間を見て直樹を待つ

ドアを開けると、直樹が入ってきた


だれかに見られなかった?


不安気に聞く私を抱きしめてくる


大丈夫。。。

誰もいない。。。



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