この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きになった人
第4章 冬
カラオケ

舞たちも、行く?


え?先輩?


いいんですか?

先輩と茉莉のデートの邪魔しに行っても?


私が先輩に話す前に、陸がさえぎってくる


いいよ?

橘 陸が知りたいから


先輩っ?


舞たちも、いいって言ってるんだし、いいよな?

違うんだろ?


う。。。

ハイ。。。


陸と舞は、何を歌うか楽しそうに話して先に歩いていく


先輩っ?

本気ですか?


何が?


陸が知りたいって?


本気だよ

あんなに、女たちが騒ぐ橘が知りたいのは、当然だろ?

俺の彼女も、夢中みたいだしな?


っ。。。先輩っ?


先輩の服の裾をギュッと、握り立ち止まる


行きたくない。。。

裕太と、二人きりがいいよ。。。

っ。。。お願い?


陸に教えられた通りに、かわいい女を演じていく

真っ赤な顔で見上げると、先輩が驚いた顔している

先輩の顔が赤くなるのがわかる

チャンスだ

先輩の手を繋いで、陸と舞の反対方向に走っていく


おいっ、茉莉?


遠くで、陸が私を呼んでいる声が聞こえたけど無視して走る

冗談じゃない。。。

陸と舞たちのイチャイチャしている所なんて見たくない

多分、泣いてしまう。。。

一緒になんて、いられない。。。


茉莉っ。。。


腕を引かれて、抱きしめられて止まる


何で?


はあっ。。はあっ。。

走ったせいか、息が苦しい。。。


何で、逃げた?


っ。。。


しかも、ズルい逃げかたしたな?


だって。。。


だって、何?


陸と、いたくない。。。


何で?

違うんだろ?


っ。。。違うっ。。。

でも、苦しいのっ


ワアッと泣き出してしまう


泣かないで?

ごめん。。。


先輩っ。。。バカっ。。。


ハイハイ、悪かったよ。。。

試すようなことして、ごめん。。。


泣き止むまで、抱きしめてくれる


っ。。。ごめんなさい。。。


体を離していく


泣き止んだ?


顔を覗きこんでくる


ハイ。。。


唇が近づいてきて、キスしていく


橘と舞、怒ってるよ。。。?


ハイ

気にしません


そっか。。。


唇を重ねていく

先輩の唇は、温かい。。。

この人を好きになれたら、幸せになれるのだろうか。。。?













/422ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ