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第4章 冬

先輩。。。


何？


私、陸に夢中じゃありません。。。

確かに、苦しいけど、私たちは絶対に付き合えないし未来がありません


どういうこと？


詳しくは言えません。。。


茉莉？全くわからないよ？


だから、言えません。。。


気になるよ？

俺には言えない？


だから、言えません。。。

簡単に言うと、陸のお母さんと私のお父さん、不倫してたんです

これ以上は、言えません

っ。。。ごめんなさい。。。


茉莉。。。ごめん。。。

言いたくなかったよな。。。


ギュッと、抱きしめられていく


だから、陸とは付き合えない。。。

自分で、口にして初めて自覚した

やっぱり、ダメじゃん。。。

好きになっても未来はない。。。

今だけの体の関係だけ。。。

涙が流れていく

何で？何で、舞より私の方が先だったのに。。。

一緒に帰ることも出来ない。。。

休日に逢うことも出来ない。。。

陸の家に行くことも出来ない。。。

彼女になんて、絶対になれない。。。

私の方が先だったのに。。。

何で、私はダメなのよっ。。。


先輩が、髪を撫でてくる


まだ、好きなんだね。。。？


そうみたい。。。

今、気づいた。。。

バカみたいっ。。。


茉莉は、俺が好き？


ハイ


じゃあ、いい。。。

橘より、好きになるよう、頑張るから。。。


変なの。。。

頑張るなんて。。。


笑いながら先輩を見る


やっと、泣き止んだ。。。


ギュッと、抱きしめられていく


うち、来る？


っ。。。行かない。。。


っ。。。何で？


私が決めるの、イヤ。。。

強引に連れていってほしいのに。。。


っ。。。今日は優しく出来ないよ？

さっきも、お預けくらったし、嫉妬しておかしくなりそう。。。


いいよ。。。

好きにして。。。？


ギュッと、抱きついていく

陸のことを考えたくない。。。


優しく甘いキスしてくれる


行こう。。。


手を繋いで歩いていく

先輩の家につくと、玄関で抱きしめられてキスしていく

激しく、求められるキスは苦い。。。

玄関のドアに手をついて、スカートを捲ってくる

下着を指がなぞるのがわかる

まだ、濡れていないソコを舐めてくる


やあんっ。。。


舌で舐めて濡らすと、無理矢理、入ってくる