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好きになった人
第8章 夏―2.9
次の日、陸は家に来た

お父さんと、別室で話している

一時間位して、リビングに出てきた二人は笑いながら話している

お母さんと私を呼んで、座らせて、1枚の用紙をおいた

仮の婚約契約書は、サインしてあった

陸を見る


いいの?


まあ、仮だし。。。

一応、責任はとるつもりだよ

条件も、加えてもらったからな?


条件?


ああ。。。


お父さんを見ると、お母さんがイライラしながら、契約書を読む


何よ、これ?


お父さんが話している


陸が25歳の時点で、茉莉以外で、好きになった人が現れた場合

本当に結婚したい人が現れた場合に限り、本契約は無効とする

まあ、その場合は、愛人にしたら?って言ったんだけどな?

愛人は、何人いても許すって言うのに、嫌だって言うからさ?


嫌だろ、フツー。。。


何で、25歳?


陸には、夢があるから

大学に行き、夢を叶える頃に、決めたらいい


コーチ、もういいだろ?


ちょっと、話しが違うじゃないっ?


お母さんがイライラしながら、怒る

お父さんが、私を見る


茉莉も、頑張って?

陸を夢中にさせて見せろ。。。?


じゃあ、もういいよな?

茉莉、出掛けようぜ?


私の手を引いて、陸が立ち上がり、部屋を出ていく


ちょっと、どこに行くの?


引っ張っている陸を見る


図書館

明日から、テストだろ?

勉強する用意してこいよ?


え。。。


じゃあ、うちで、したら?


お母さんが、会話に入ってくる


すみません、友達も一緒なので。。。?


え、誰?


璃子たち、先に待ってる

昨日、メールしたよ?


そうだった?


携帯を見ると、電池切れだ


充電し忘れた。。。


早く準備してこいよ?

外で、待ってるよ、おじゃましました?


さっさと、玄関の外に行く陸を見ていた


ああっ。。。テスト、忘れてたっ


茉莉、しっかり勉強しないと、陸と同じ大学には、行けないよ?


っ。。。わかってるわよ


まあ、頑張って?


急いで、準備して出ていく

先に歩いて行く陸を追いかけると、視界が揺れた


あっ。。。こけるっ


茉莉っ?


ふわっと、抱きよせられて地面に座る陸の上にいた


お前な?

自覚ある?


え?


お腹をさわる陸の手を見る








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