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第2章 夏

でも、毎日一緒にいたら。。。


何？


私は、好きにはなってもらえないの？


ゆりが言ったんだろ？

私は、好きだからいいって？

なあ、何年この会話を続けるの？

いい加減にしてくれよ。。。


ゆりは、お金を求めて、俺と結婚した

俺は、会社と、両親のためにゆりと、結婚した

詩織は、愛してくれるアイツと結婚した

アイツは、愛してる詩織と結婚した

結果は、あの二人は愛し合える結婚生活している

合理的な結婚した俺達は、愛は求めるなよ。。。？


そうだけど。。。

やっぱり、女として愛されたい。。。


よく、詩織が言ってたよ。。。

人のものを取ったら、取られちゃうよ？って

アイツから、旦那を取るなよ。。。？


っ。。。

誠は優しくしてくれるっ

直樹とは違う。。。

取られる方が悪いのよ？


はあっ。。。勝手にしろ

俺は、俺以外の男を求めるのは、許してないからな？

覚えとけよ？



パタンと、扉を閉めて部屋に入る

お金のためか。。。

確かに、なに不自由なく生活している

お母さんは、綺麗な服を着て、エステに通い、ブランド品を持ち歩いている

そのせいか、ママ友はいなかった


私は、こんな結婚は絶対にしたくない

詩織みたいに、誠もお父さんも求める結婚も、絶対にしたくない


私だけ。。。愛し合える結婚がしたい。。。

蓮さまとは、そういう恋愛もできないのかな。。。？