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第2章 夏

え？


覚悟してろよ？

まずは、木曜日だな。。。

お前は、仕事に行けよ？

これからは、毎日送迎してやるよ？


ええ？

一人で行けるよ？


信用がないからだろ？


おでこを小突いてくる


でも、帰りが困るよ？


17時までだろ？

今の部署だと遅くても、18時までには迎えに行けるから。。。

カフェで待ってたら？


嫌み？


鈍い詩織でも、嫌みは、わかるんだ？

待てるよな？


えー。。。


嫌なら、仕事辞める？

別に、お金に困ってないだろ？

家にいるのが、たいくつで、わがまま言ってるだけなんだから。。。


う。。。


どうする？仕事辞める？


送迎してください。。。


頭をポンポンしてくる


いい子にしてれば、問題ないだろ？

俺が迎えに行けない日は蓮に、行かせるからな？

勝手に、出掛けるなよ？


う。。。

飲み会も、女子会も？


詩織ちゃんは、自分の立場がわからないのかな？


だって。。。？

まこちゃん？


また、捨て猫みたいな顔してくる。。。

送迎つきだからな？


ハイ。。。

ねぇ？木曜日は休むの？


まあ、無理だな。。。


そうなんだ？


嬉しそうだな？

大丈夫だよ、ゆりに行かせるから？


ええ？

あの女に電話するの？


お前が、俺を責めるの？


だって。。。イヤ。。。


頬を摘まんでくる


わがまま言うな？


いひゃあい。。。


後、四人で話するからな？


ええ？

やだっ


大丈夫

ゆりに連れて来させるから？


まこちゃん？


だから、そんな、捨て猫みたいな顔してもダメ。。。


優しく抱きしめてくる


ちゃんと、話をしないと、いつまでたっても、解決しないだろ？

ゆりも、アイツと向き合った方がいい。。。


え？

また、あの女の心配？


詩織、そんなに嫌うなよ。。。？


イヤ。。。

誠。。。？


詩織、あの二人が、ちゃんと向き合えば解決することもあるだろ？


っ。。。

私。。。イヤ

嫌な女なの。。。

どうしても、許せないし嫌い

直樹とも、壊れちゃえばいいって思ってる


優しく髪を撫でてくる


四人で話するからな？

詩織のわがままは、聞かないよ？


っ。。。

直樹は、来ないわよ？


ゆりに連れて来させるよ？