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Blood of Love
第4章 パーティー

小さい頃から通ってきたこの秘密の森。


だけど、その秘密の森から向こうに抜けるのは今日が初めてだった。



「お母様、すごいわ。私、この森の先に行ったのは初めてよ」


「そうね。大丈夫、怖くないわよ。

吸血鬼が襲ってきたりはしないから」


「ええ」


大きな木をたくさん通り抜けて、やっと出口が見えてくる。


「ほら、あれよ。森を抜けた先にすぐにお城があるの」


「あの白い建物ね!」


「そうよ」



ついに森を抜け、私達の前に大きなお城が飛び出す。


思っていたよりもきれいなところで、

もっと薄暗いのを想像していた私には、ここが吸世村だとは思えなかった。



「なんだか、人世村とそう変わらないみたい…」



青空もある。

小鳥も飛んでる。

お花畑だってある。


お城の向こう側には、小さく街らしきものも見えた。



「陛下、お妃様、エミリア様。到着致しました」

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