この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛憎
第10章 困惑
「な…なに?なに?」

ゆうはまた火を止め忘れ、リビングに入って来た健太と雪香の元に行く。

なんでも、クラスが一緒の拓人くんに、お遊戯で歌の練習をしていた際に突然口にチュッとやられたと言うのだ。

「雪ちゃんにはまだ早い!おのれぇー拓人ー!!」

憤る健太に

「ま…まぁまぁ…」
と宥める。

ゆうは先ほど聞かされてた。

(拓人くんってば、手が早いのね…)

なんて事を思っていたっけ。

そう言えば、まこちゃんも、萌ちゃんに対して行動が早かったなぁ…

そう思っていると、ハッと、ゆうは先ほど悩んでいた事を思い出した。

「け、健ちゃん!そう言えば、まこちゃんが大変!!」

健太はゆうの話から憤りを忘れ

「え?誠がどうしたって?」

と聞いてくる。


そんな中焦げ臭い匂い。


ゆうはハッとして

「ああああ!カレーがぁぁぁぁー!!」

と叫び声を上げ、台所に走っていった。


(ナースの時はキビキビしてて、まるで別人なのに、家ではやっぱり抜けてんなぁ……)

健太は前にゆうと同じ事を思っていたことを知らず

そんな事を思いながら、苦笑いでゆうの様子を眺めていた。
/125ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ