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第11章 虚しさという名の快楽

「そうなったら君はどう思うのかな…っ」

ただちょっと動いただけなのにクリトリスで気持ちよくなっちゃうなんて

そんなエッチな身体になった君は…いったい何を思うのだろう。

戸惑って…

恥ずかしがって…

「どうかした？」なんて意地悪く尋ねる僕に、真っ赤な顔で助けを求めるのだろうか。身の置き場も無さそうに、目に涙を浮かべながら──。

……想像するだけで、興奮する。



しだいに硬くなり存在を主張し始める蕾。

花菜の下腹部はピクピクと痙攣している。

そしてある瞬間、肉芽の下で眠っていたクレバスがブルリと蠢き口を開くと、その内側から蜜を吐き出した。

ねっとりと重たい蜜が独特の香りで伊月を満たす。

いつもの様に飲み干せと…男の嗅覚に囁きながら。