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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第10章 スイート・ハネムーン
「旦那さんの急な心臓発作で奥さん、パニック起こしていたから・・・俺は奥さんを励ますために付き添った。
ちゃんと説明すれば良かったけど・・・そんな時間なくて・・・折角のハネムーン初夜が台無しだな・・・すまない。眞彩」

俺は三つ指を付き、眞彩に頭を下げた。

「いいのよ…別に・・・人の命を救う仕事が柚希の仕事だから・・・柚希の仕事は本当に素敵な仕事」

「眞彩・・・」

眞彩は俺の仕事に理解を示していた。

「眞彩は出来た奥様だ。俺には勿体ない」

「・・・寝ながら。理解しようと努めたの・・・」

「寝る前は怒ってた?」

「そりゃ、怒るわよ・・・変なモノ入れられたままだし」

「今でも入れてるの?」

「抜いたわよ」

「つまんないの・・・」

「何がつまんないのよ」

眞彩は向きに怒って俺に掴みかかって来た。

俺はそんな眞彩を受け止めて、そのまま布団の上に押し倒し、組み敷く。

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