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友達のままがいい
第5章 未来…
出ていくということは、イコールもう会わないということだろうと分かる。
友達でさえなくなる…

恋人だったらいつかは別れが来る。
ならば友達でいよう。
そう決めた。
だけど…
友達にこだわったらそれさえなくなってしまう。
だったら答えは一つだった。

「わたし…私は…」

そっと彼の腕を解き、振り向き、彼と目線を重ねる。

「私も則孝が好き…」

彼は驚いた表情をする。

「ずっと・・・則孝が好きだった・・・友達がいいだなんて嘘・・・ずっと則孝の彼女になりたかった。ずっと則孝しか見てなかった・・・友達でいいなんて・・・ずっと苦しかった・・・」

照れくさく笑って見せる。
だけど上手く笑えてないと分かる。

ずっと心の奥底に隠していた気持ちを今開放する。
長かった・・・とても長い片思い。
本当は、当の昔に気が付いていた。
自分の気持ち。
友達でいいなんて、そんなのは勇気がもてない自分への言い訳だと。

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