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淳、光と闇
第5章 淳、初仕事
「まぁ、呆れた…」

そう言いながら淳は省吾を見ている。

「やっぱり…
駄目かな?」

上目使いで淳を見る省吾…

「旦那様…
女性は男性の性のはけ口では
ありませんよ?
分っていますか?」

キッと睨んで淳は省吾に言う。

「わ、分っている…
決して…淳ちゃんを
性の捌け口とは思っていない。
でも、元気になって…
あのな…その…
やっぱりしたいんだよ…
あ、ごめんな…」

「まぁ…」

再び呆れたという表情で省吾を睨んだ。

「旦那様…
元気になられたのは
私も嬉しいのですが…
本番はそれとは別物ですよ?」

「やっぱり…駄目か…」

がっくりと肩を落とす省吾。

それを見て淳はくすくすと笑った。

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