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淳、光と闇
第7章 小さな命 武への愛
そして淳が最も
恐れていた事が起こった。
ある日、ゆりが検温の為に
武の病室へ入っていく。
淳は夜勤明けで寮で寝ていた。
「武君、検温ですよ。」
そう言ってゆりは武を見て
体温計の入ったトレイを床に落とした。
「た、武君!!」
武はベッドで血を吐いて倒れている。
「先生!!先生!!」
ゆりは大慌てで詰め所に駆け出した。
「なんだ??」
武の仲の良かった同年代の子供達が
廊下に飛び出してきた。
「すぐにオペの準備!!
集中治療の準備を急げ!!」
医師の指示が飛んだ。
勤務中の看護師は真剣な表情で
武の治療に当たる。
恐れていた事が起こった。
ある日、ゆりが検温の為に
武の病室へ入っていく。
淳は夜勤明けで寮で寝ていた。
「武君、検温ですよ。」
そう言ってゆりは武を見て
体温計の入ったトレイを床に落とした。
「た、武君!!」
武はベッドで血を吐いて倒れている。
「先生!!先生!!」
ゆりは大慌てで詰め所に駆け出した。
「なんだ??」
武の仲の良かった同年代の子供達が
廊下に飛び出してきた。
「すぐにオペの準備!!
集中治療の準備を急げ!!」
医師の指示が飛んだ。
勤務中の看護師は真剣な表情で
武の治療に当たる。