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淳、光と闇
第10章 淳の初恋
雄二はそれをみながら

「俺は…」

そう呟いて地面に拳を叩きつけた。

「やっぱり、大馬鹿だ!」

そう言って泣いた。


寮に戻った淳。

部屋に篭って泣いていた。

そこへ結花とゆりが遊びに来て

淳が泣いているのを見つけると

「淳ちゃん、
雄二に何かされたのね?」

「あの野郎…
ただではおかない!!」

激怒した二人は淳に

「大丈夫、
敵は取って上げる!」

そう言ったが当の淳は

「へ??何?敵って??」

と変な顔をしている。

「え?淳ちゃん、
雄二に襲われたんじゃなくて?」

「ち、違うわよ!!」

慌てて否定する淳。

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