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淳、光と闇
第11章 片羽の天使
それを黙ってみている武雄と淳。

「ママは…間違っている…」

「え?武雄…」

「さっき、僕は…
パパとママの子供と言ったよね?
恵も…パパとママの子供だよ?
どうして差別するの?」

「でも、武雄は嫌ではないかしら?」

「誰が…嫌だと…言ったの?
何で…もっと早く教えてくれないの?
恵は僕の妹だよ?
違う??」

「それはそうだけど…」

「ママ!!
すぐに…病院へ行って!!
そして恵に会って!!
それで手術させて…
恵を連れて帰るんだ。
分った??」

「武雄…」

「パパには今日
僕から話をする。
早く行って!!」

母はその足で病院へ向かった。

淳は武雄に

「あれで…良いの?」

「先生まで何を言うの?
恵が妹とは知らなかった…
もっと早く知っていれば…」

「武雄君…」

「先生!!恵は…助かるよね?
腕くらいなくても…
助かるよね?
大丈夫だよね??」

必死に武雄は淳にすがった。
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