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淳、光と闇
第13章 小さな卒業式
「だ、旦那様が施設経営を…??」

そこへ竜馬と優子が飛んできた。

「淳ちゃん、大変だ!!」

「今その話をしていたところです」

「どこまで話が進んでる?」

「あの…施設を旦那様が買い取ったと…」

「それでな…
その施設の専属講師長に…
淳ちゃんが指名されている…」

「は、はいぃぃぃぃ!!!」

再び淳が飛び上がった。

「専属で講師をする事になった。
今朝、省吾様より正式の要請だ。
それを断れば…
うちの会社とは取引しないと…」

「旦那様…何てこと…」

「でも淳は看護師です。
それを外す事は出来ませんよ?」

さゆりが口を入れた。


「その点なら…
大丈夫じゃよ…」

そこに騒ぎの張本人省吾が現れた。

「旦那様…何であんな事を…
淳は困っているのですよ?」

淳は省吾を睨んだ。
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