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淳、光と闇
第17章 咲とおしゃれと美紀
にこにこと笑いながら玲子は

咲たち三人に

「いいですか?
規則というものは…
破る為にあるのではありません。
ここは病院です。
判断一つで人の命を左右します。
正確な判断、的確な処置。
それを間違いなく実行する為に
規則はあります。
分りますね?」

「は、はい!!」

三人は直立不動になって聞いている。

「貴方達はまだ若い…
ですから咲ちゃんの
気持ちも分かりますよ?
でもね…看護師というものは
普段から死という物と
向かい合って生きて
いかなければいけません。
非常、無常…普段から看護師として
心がける二大要素です。

おしゃれしたいのは分ります。
私も若い頃そうでした。
でも、浮かれていた結果…
私は…大切な患者さんを…
判断の甘さで…
死なせてしまいました。

それ以降…私は…
自分を人間だとは思わなくなりました。
勿論、女性と言う事も捨てました。
貴方達にそこまでしろとは言いませんが…
気持ちだけでもそうあって欲しいのです。

看護師は人の命を預かる職業です。
おしゃれしても良いから…
遊んでも良いから…
看護師としての自覚と誇りを…
失っては…いけませんよ?
分りましたか?」

「は、はい!!
肝に銘じます!!!」

気をつけの姿勢で三人は玲子の話を

聞いていた。
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