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淳、光と闇
第18章 淳、命の重さ
「良いから聞いていて。
皆、だからね?
貴方達は20歳までしか
生きられないけど。
その間にさっき言った事を
沢山すれば…
それは80年
何もしなかった人よりも
凄く立派な事だし凄いと思うよ。

そしてそれは…
多くの人の心にいつまでも残る。
20歳まで貴方達は
何を残すかを考えて欲しい。

今日の授業は皆には
難しい事だったと思いますが
先生は
皆が何年も生きていられた?
そう思ってくれている事が
凄く嬉しいし、
凄い事だと思います。

何年生きたか?ではなくて
何年生きていられたか?
これがとっても大切なの。

では、今日の先生のお話は…
これでおしまいです。

あ、今日はね、先生が
尊敬している人達が見に来て
くれているから先生も
緊張しましたよ。」

参観者が驚く中さゆりと省吾は

腕を組んで黙っていた。

しかし、他の者は…

授業が終ると

「淳!!あんた!!
子供達に何て事
教えているの?」

と淳に詰め寄った。

淳は

「現実は現実。
言い方は悪いけど。
あの子達は貴方達より
生き方を心得ていると思います。」

淳はそう言って職員室へ戻った。

「淳、あんた…」

それを優子たちは見送った。

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