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淳、光と闇
第20章 トランぺッター龍二、悲しみのレクイエム
ある日。

淳が何気なく

ファッション雑誌を見ていると

どこかで見覚えのある顔が。

「あれ??
この人…どっかで…」

思い出せない淳。

あまりに近くにいすぎて

思い出せないでいる。

「おかしいいなぁ
確かにどっかで…」

その日一日淳はその男性を

思い出そうとしていた。

「淳、何考えてんの?」

美紀が淳に声をかける。

「あ、美紀さん、
この人…
私、どこかで
見たような??」

「あ!!淳!!
この人って…
樹里さんの??」

「え?あ、そうだ!
そうそう、
樹里さんの婚約者…」

「え?この人って…
世界的に有名な
トランぺッターよ?」

後ろからみゆが話に割って入った。

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