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淳、光と闇
第20章 トランぺッター龍二、悲しみのレクイエム
「淳ちゃん、樹里さんは
と言うより、
龍二君のトランペット。
あの悲しい音色の
出所を調べたら
ここに行きあたった。
龍二君には
すまないと思ったが
調べさせてもらった。
なぁ、龍二君。
樹里さんを
アメリカに行かせてみないか?」
「え?アメリカに??」
「樹里さんは
脳に悪性の腫瘍がある。
それを今治療できるのは
アメリカだけ。
龍二君のあの
トランペットの音色は
わしと、ここにいる
由美君をおおいに
感動させてくれた。
なぁ、由美君?」
由美はゆっくりうなずいた。
「最近では
あんな音色を加味しだす
奏者は皆無だ。
悲しい音色の中に
逞しい想いが…
強い意志が感じられた。
そんな音色を
聞かせてくれたお礼じゃよ…」
と言うより、
龍二君のトランペット。
あの悲しい音色の
出所を調べたら
ここに行きあたった。
龍二君には
すまないと思ったが
調べさせてもらった。
なぁ、龍二君。
樹里さんを
アメリカに行かせてみないか?」
「え?アメリカに??」
「樹里さんは
脳に悪性の腫瘍がある。
それを今治療できるのは
アメリカだけ。
龍二君のあの
トランペットの音色は
わしと、ここにいる
由美君をおおいに
感動させてくれた。
なぁ、由美君?」
由美はゆっくりうなずいた。
「最近では
あんな音色を加味しだす
奏者は皆無だ。
悲しい音色の中に
逞しい想いが…
強い意志が感じられた。
そんな音色を
聞かせてくれたお礼じゃよ…」