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第22章 さゆりの危機

「いいえ、駄目です。
淳ちゃん！そんな事では
救急救命に行っても
役に立ちませんよ？
結花ちゃん！！
そんな事では後輩の指導なんて
出来ませんよ？
分っていますか？？」

「は、はい！！」

「分っているなら
何故しないんですか？
貴方達…看護師というものは
ガミガミ、クドクド…」

「おぉ、やってるやってる…」

ゆりと勝枝が面白がって見ていた。

「ゆりちゃん、勝枝ちゃん！！
今日の処置在庫表出ていませんよ？
手を抜いてはいけません！！」

「や、やばい！！」

第一内科はいつもの通り賑やかになった。

そして淳は救急救命に

半月間応援に行くことに…

しかし、淳は救急救命で

地獄を見ることになる。

咲は

「淳ちゃん、大丈夫かな？」

心配するが咲の想像以上の

試練が淳を待っていた。