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Hounds of Love
第1章 幼なじみから恋人へ
「帰るぞ」
えらっそうに言ってくるコイツ。
小さい頃からずっと一緒。
所謂、幼馴染みってやつ。
義務教育のうちはまだわかる。
なのに高校まで一緒だなんて....。

「おい、早くしろよ」
ハルが急かしてくる。

「うるさいな」
私はムスッとしてカバンに教科書を詰め込む。

「ナツはほんととろくせーな」
「もううるさい」

いつもこんな感じ。
仲がいいとは言えない。
けど、周りに言わせると、じゃれあってるようにしか見えないらしい。

「高校生になってまで一緒に登下校しなくて良いじゃん」
家の近くまできた時に私はボソッとつぶやいた。
また可愛いげのないことを...。

そんな私のつぶやきに対してハルは少し呆れたような顔をした。

「...俺が一緒にいたいから良いんだよ」

え...。何それ...。
そんなこと急に言われたら、変に意識しちゃう..。

「何言ってんの」
あ...また。

私はいつもこう。
もっと素直になりたいのに。

「お前さ、全然気付いてないわけ?」
ハルは大きくため息をついた。
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