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伝わらない想い
第5章 伝わらない想い
終わった。

俺の恋が終わった。

人を好きになることはもうないと思っていた俺が、久しぶりに感じたこの想い。

彼女に伝わることはなかったけど。

恋をしなければ良かったとは思わない。

また、誰かを好きになりたい...。

今度の恋はそう思わせてくれた。


茜ちゃん...。

ありがとう。


好きでした。


小さく小さく呟いて、俺はその想いを心の奥底にしまった。

「...お疲れ様」
優しく包み込むような声。

「蘭...」

蘭はふっと笑って目の前にビールが入ったジョッキを置いてくれた。

それを一気に飲み干す。

「あー...美味い」

「当たり前でしょ」

「もう一杯もらおうかな」

「了解」

久しぶりのこの感じ。

やっぱり、この店が好きだ。

俺は、久しぶりの酒に気持ち良く酔うことが出来た。
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