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友達でいるしかない
第2章 淡い恋心
6名が同じ中学に上がる
赤城慎一郎と三浦紀子2名が私立中学に受かり別々となった。
6名で待ち合わせをして新しい道のりを歩く。
セーラー服を着た彼女を見て心がときめいた。

肩まで伸びた髪を上で結び、露になったうなじが少し成長した彼女を引き立てる。
益々彼女のとりこになる。

だからといって、告白するつもりもない…
いや…そんな勇気がないだけの話だ。
ただ友達としていままで通りでいい。
今が楽しいからそれでいい。

入学してクラスが違えども何かあれば集まって遊ぶ。
昼休みになると6人集まって裏庭の奥の誰もこない場所でお昼を食べるのが日課になる。
もちろん、それぞれ新しい友達もできた。
それでも、あいつらといるほうが楽しかった
…彼女もいるし…
それが一番の理由
それでも段々とクラス内に溶け込み一人・一人集まらなくなる。
俺も例外ではない。
彼女の事が好きではあったが男友達とつるんで遊んでる方が楽しかった。
だから俺もそのうち裏庭にいかなくなった。
時たま廊下で見る彼女だけで満足する。
いつも女友達とつるんでいて安心もしていた。

中学生の男共が集まって話すことと言ったら女の事…いやHなこと??
放課後誰かの家に集まりHな本を見て盛り上がる。
学校ではみんな平静を装っているが家では誰のおっぱいが大きいとか、誰が一番最初に童貞とおさらばするかとか、誰が一番相手を気持ちよくさせるとか。
そんなどうでもいいことで盛り上がる。

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