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サイドストーリー7
第6章 キスの花束を×君が泣かないためならば
兄貴と明日香さんの結婚が決まって
式場も決まり、ウエディングドレスを選ぶ段階になって
明日香さんが紗江子さんを誘った。

兄貴が「俺もついていく」といったのでなんとなく俺もついてきた。

何だか良く分からないけど明日香さんのドレスを決めるのに4人でワイワイとやってきた。

「明日香。これが似合う!」
「紗江子ちゃん見て!このドレス可愛い!」

完全に兄貴と俺は蚊帳の外で、用意された椅子に座っていた。

「お前、紗江子と結婚すんの?」
明日香さんと紗江子さんのはしゃぎっぷりを遠くから眺めながら
兄貴がぽつりと言った。

俺と紗江子さんのことに何かを言うのは初めてで

「そのつもりだけど」
「紗江子の年齢知ってるよな?」
「兄貴と同じ年だろ」

「この年の女が後4年待つってどんだけ大きいかちゃんと分ってるよな?」
「分かってるつもり」
「絶対大事にしろよ」
「分かってる」
「これはお前の兄貴じゃなくて、紗江子の友達として、だから」
「あぁ」
「大学で同年代の女の子にフラッと行きそうになるんだったらさっさと別れてくれよ?
もっといい男なんか会社にたくさんいるんだから」


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