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サイドストーリー7
第7章 横浜発 7:54×9歳差のジレンマ
そんなことにふと気が付いて、愛想笑いをしているとき
矢野さんが
「ちょっと丸山呼んでくる」
と席を立った。

え?丸山さん?

そのセリフに純さんと晴菜さんが堪え切れない様に笑い出して。
その二人を矢野さんが睨んでお店の奥に行った。

「ねぇ。さくらちゃん」
「はい」
「今日、このお店にするって亮ちゃん何か言ってた?」
「私はギリシャ料理を食べたことがないだろうから
美味しいお店に連れて行ってくれるって・・・」

その言葉を聞いて純さんと晴菜さんはさらに噴き出して笑った。

「確かにこのお店は美味しいんだけど」
「本当の理由はそこじゃないのよ」
「え?」

「今呼びに行ってる丸山さんね、ここのシェフなんだけど」
「はい」
「亮ちゃんの学生時代からの友達なの」
「はい」
「自慢したいんだろ。さくらちゃんを」
「え・・・」

「家でも、さくらちゃんを可愛い可愛いってずっと言ってるの」
「そうなんですか?」
「あら?さくらちゃんには言わないの?」
「あ、言ってくれますが・・・」

「言ってるのか!亮のやつうるさく言いそうだな」
「ね!亮ちゃん、しつこく言いそう」

そう言ってまた二人で笑い出す。

「俺たちにも自慢したくて会わせて
丸山君にも自慢したくて、ここで食事をすれば一石二鳥だしな」
「確かに!」

そうなんです、か?

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