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美術教師の羞恥奴隷
第12章 聖水ショー ■未桜編①■
 心ではそう叫びつつも、身を震わせるほどの快感の源は、「我慢していたのを放出しているから」ということだけではないと、未桜自身も気づいていた。

 会ったばかりの男子たちや、担任の藪下、それに少なくとも会話は何度か交わしたことのあるクラスメイトの俊哉までも含んだ多くの男性たちに、あられもない聖水シーンを余すところなく視姦され、禁断の快楽を享受していることを未桜も自覚していたのだ。

 ただ、未桜はそのあまりの背徳感に怯え、「自分は変態ではない。見られて気持ちよくなっているのではない」と何度も何度も言い聞かせないと、心を保てない気がしたのだった。



 羞恥と快感から、冷水を少しずつ身体に吹きかけられていくかのような、ゾクゾクする不思議な感覚に総身を震わせる未桜。

 未桜は再び目を閉じており、口を半開きにしながらかすかに「あぁ……あぁ……」といった声を断続的に発していた。

 男子たちはそんな未桜の姿を、熱心に見入ったり撮影したりしていく。




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