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第29章 藪下と……　■朋香編①■

　すると、朋香の痛みは僅かずつではあるが弱まり始める。

　朋香は内心、「あ、ちょっとずつ痛いのが治まってきた？　ものすごく痛くて、何一つ考えられないほどだったんだけど、何が起きたの？」と思い、藪下の首に両腕を回したまま、下を向こうとした。

　しかし、確認する前に藪下が言う。

「痛みが少し治まってきたか？　俺のチ○ポの感触が分かるか？」

「あ、ええ……まだ痛いんですが、ちょっとずつ治まってきている気がします。……薮下先生のオチ……」

　男子たちの目を気にして、その単語をスッと口にはできない朋香。

　藪下はニヤニヤしながら、朋香の身体をさらに自らのほうへ引き寄せて言った。

「俺のチ○ポが、朋香のマ○コに入ってるんだ。俺たちは今、セックスしてるんだぞ。チ○ポでもオチ○ポでもいいから、ほら言ってみろ」