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美術教師の羞恥奴隷
第4章 剃毛 ■早耶香編①■
 部屋に残る男子の中には俊哉の姿もあったので、早耶香がそちらへ視線を向けた瞬間、俊哉のほうも早耶香を見ており、二人の視線はぶつかってしまう。

 一瞬目をそらした俊哉だったが、思い直した様子で立ち上がると、早耶香のほうへと近づいてきて言った。

「その……。見てしまってごめん」

「ぜ、全然気にしないで……。仕方なかったことだし……」

 そこで会話は途切れてしまう。

 言葉が見つからない早耶香は、ペットボトルのお茶を少し口にふくむ。

 藪下から貰ったそのお茶は、パッケージやお茶自体の色など見た目は何の変哲もないものだったが、味は極めて微妙なものに、少なくとも早耶香には思えた。

 しかし、決して飲めないほど不味いわけでもないので、ちびちびと口に運んだ。



 気まずさに耐えかねた早耶香は、ペットボトルを床に置いてから、おずおずと言う。

「あ、ごめん、ちょっとお手洗いへ……」

 そして、「うん」と答えた俊哉をその場に残し、早耶香はトイレへと向かった。




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