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タイムリミット365
第6章 向き合う事

輝翔と暮らすようになってから、4ヶ月が過ぎた。

輝翔の書斎に勝手に入り込んだ日から、私はあの部屋で見た事を輝翔に話しもせず、書斎には足を踏み入れずにいた。

あの日見た事を丸々忘れようとするけど、やっぱりどこか気になってしまう自分がいる。

そして、自分の気持ちも輝翔に伝えられないまま。

毎日輝翔と過ごし、抱かれる度、強くなる思いを輝翔に伝えられない自分に苛立つ。

気持ちを伝えた所で、恋人関係を解消されるだけなのに…。

振られた私は、また生きていくのが嫌になって、またあの屋上へ行くのだろうか?

輝翔がいない毎日は、多分今までと変わらず、私にとっては、何もない世界。

きっとまた、あの屋上へ行き、あの日の続きを決行するだけだ。

きっとあの日から365日後、私はあの場所に戻る。

私にとっての輝翔との365日は、私がこの世から消えるまでのタイムリミットなんだから…。

やっと前向きになれる気がしたのにな…。

やっぱり人間はそう簡単には、変われないんだね…。


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