この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋は盲目
第1章 私の片想い

私は目をぎゅっとつむった。


すると慶太は私の右手をとって、


「俺を見て。俺はあんりが好きだよ。」


涙がこぼれた。

悲しくて。

こんなに真剣に思いを伝えてくれているのに応えられない。


「ぅ・・・ごめん・・・・・。」


絞り出すように、一言だけ言った。


「俺じゃダメ?」


私は何も言えずただ首を縦に動かした。



「そんなにそいつが良いのか…」


少し下がったトーンで慶太は呟いた。



繋がれた右手が痛い。
でも慶太の手から汗がにじんでいる。


沈黙が重い。

こんなことは初めてでどうして良いかわからない。
告白してダメなら「そっか」で去っていった今までのメンズと違う。

とりあえず離れようと顔をあげた瞬間、

慶太が繋いでいる手はそのままで、もう片方の手で私を抱きしめた。
/87ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ