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想いのカタチ
第9章 初めてのクリスマス

「たまにはいいよな…こんな店も…文香と過ごす初めてのクリスマスだし…」
そう言って、少し早いと思ったけど、スーツのポケットから小さな箱を取り出して、文香の目の間に置いた。
「クリスマスプレゼント…」
文香は驚いた表情をして目を丸くしていた。
いやいや…
クリスマスにプレゼントは普通じゃないか?
もしかし、文香はなし?
と少し残念な気持ちになったのは言うまでももなく…
「開けていい?」
キラキラ瞳を輝かせてる文香を見たら、そんなことは些細なことに思えてきた。
「いいよ。気に入ってくれるといいけど…」
俺の返事を聞くと、包装紙を開けて四角い箱が顔を出した。
開けなくても想像は付くだろうなと思いながら、どんな表情をするか文香の顔をずっと見ていた。
「わっ…」
箱を開けた瞬間、パっと表情が変わる。
そしてクシャッと表情を崩して微笑んだ。
「…うれしい…」
キラリと光るものに気がついた。
そんなに喜んでくれるなんて思っていなくて、俺の方が感動して涙が出そうになった。
そう言って、少し早いと思ったけど、スーツのポケットから小さな箱を取り出して、文香の目の間に置いた。
「クリスマスプレゼント…」
文香は驚いた表情をして目を丸くしていた。
いやいや…
クリスマスにプレゼントは普通じゃないか?
もしかし、文香はなし?
と少し残念な気持ちになったのは言うまでももなく…
「開けていい?」
キラキラ瞳を輝かせてる文香を見たら、そんなことは些細なことに思えてきた。
「いいよ。気に入ってくれるといいけど…」
俺の返事を聞くと、包装紙を開けて四角い箱が顔を出した。
開けなくても想像は付くだろうなと思いながら、どんな表情をするか文香の顔をずっと見ていた。
「わっ…」
箱を開けた瞬間、パっと表情が変わる。
そしてクシャッと表情を崩して微笑んだ。
「…うれしい…」
キラリと光るものに気がついた。
そんなに喜んでくれるなんて思っていなくて、俺の方が感動して涙が出そうになった。

