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狂い咲く花
第14章 二、銀葉アカシア - 秘密の恋
「僕と…交わるのは嫌?」

「…痛いのは嫌い…」

首を横に振りながら小さくつぶやく。

「ん?まだ痛いの?」

「だって…葉月としたとき痛かった…死んじゃうかと思った」

思い出したのか、目には涙をためていた。
2人の話が噛み合わず、分かるように麻耶を先導する。

「それは…最初にした時かな?痛かったのは」

その問いに、コクリと頷いた麻耶の瞳には涙が溢れていた。

「そっか…。一番最初にする時は痛いものなんだよ。でも次からは痛くなかったでしょ?」

「次から??」

「そうだよ。最初は誰だって痛いんだよ。でも途中から気持ちよくなって…。麻耶も、ずっと痛かった?途中から気持ちよくならなかった?」

「…気持ちよかった…分かんないけど、頭がほわ~んってなってすごかった」

その時を思い出して一生懸命その時の気持ちを説明する。
その言葉に嫉妬しながら分かりやすく説明する。

「うん。2回目からは最初からそんな感じになるんだけど、葉月とはその後も痛かったの?」

「葉月とは一度だけだよ?」

「えっ?…蘭子が産まれてから一度もしてないの?」

麻耶の告白に驚いて声を荒げてしまう。

「うん…してないよ?子供できたら困るもん。だから南和ともしないよ?」
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