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400時間の子作りレッスン
第2章 知らぬが仏 〜夫 編〜
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香澄が帰ってきたのは、トイレでスッキリした俺が改めてベランダでタバコを吸いはじめてからだった。
「智史君!どうして?」
なあ、香澄。お前の顔に喜びよりも戸惑いが色濃く浮かんだように見えたのは錯覚だよな?
「1日だけ休みが貰えたから、可愛い奥さんの顔を見に帰ってきたんだよ」
「…智史君たら、もう」
はにかみながら抱きついてきた香澄にキスをしようと顔を近づけた時、
「香澄、ここ赤くなってるぞ」
首筋にポツリと赤い斑点を見つけた。
すると香澄はパッと俺から身を離し、
「む、虫刺されかも!どうりで痒いと思った」
首をかきむしった。
「掻いちゃダメだ、かゆみ止めの薬があっただろ」
俺が薬箱から薬を持ってきても、香澄はまだ首を掻いていた。
「智史君!どうして?」
なあ、香澄。お前の顔に喜びよりも戸惑いが色濃く浮かんだように見えたのは錯覚だよな?
「1日だけ休みが貰えたから、可愛い奥さんの顔を見に帰ってきたんだよ」
「…智史君たら、もう」
はにかみながら抱きついてきた香澄にキスをしようと顔を近づけた時、
「香澄、ここ赤くなってるぞ」
首筋にポツリと赤い斑点を見つけた。
すると香澄はパッと俺から身を離し、
「む、虫刺されかも!どうりで痒いと思った」
首をかきむしった。
「掻いちゃダメだ、かゆみ止めの薬があっただろ」
俺が薬箱から薬を持ってきても、香澄はまだ首を掻いていた。
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