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400時間の子作りレッスン
第4章 知らぬは亭主ばかりなり 〜妻 編〜
(マスミさんには悪いけど、レッスンはもう断ろう)
そう決めた翌日、智史君に半月近く留守にしなければならなくなったと告げられた。
結婚してからはもちろん、付き合っている時だってそんなに会えないなんてことなかったから、寂しくて心細い。
そんな悲壮感が顔に出てしまったらしく、
「もし不安なら俺がいない間、実家に帰ってるか?」
智史君が提案してくれた。
「う、ううん!大丈夫だよ」
こんなことで智史君に心配をかけちゃいけない。留守番も出来ないなんて子供じゃあるまいし!
「私はもう智史君の奥さんだもん。ここでちゃんと留守を守るよ」
私は精一杯の笑顔をつくった。
そう決めた翌日、智史君に半月近く留守にしなければならなくなったと告げられた。
結婚してからはもちろん、付き合っている時だってそんなに会えないなんてことなかったから、寂しくて心細い。
そんな悲壮感が顔に出てしまったらしく、
「もし不安なら俺がいない間、実家に帰ってるか?」
智史君が提案してくれた。
「う、ううん!大丈夫だよ」
こんなことで智史君に心配をかけちゃいけない。留守番も出来ないなんて子供じゃあるまいし!
「私はもう智史君の奥さんだもん。ここでちゃんと留守を守るよ」
私は精一杯の笑顔をつくった。