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400時間の子作りレッスン
第4章 知らぬは亭主ばかりなり 〜妻 編〜
「──香澄さん、起きて。朝ごはんよ」

「ん…」

肩を揺すられ、ぼんやり目を開けるとマスミさんが微笑んでいる。

「と言ってもフレンチトーストとサラダしかないけどね」

「…あ!お、おはようございま…きゃッ」

急いで起き上がったひょうしに上掛けがすべり落ち、自分がソファーベッドに裸のまま寝ていたことに気づく。



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