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山猫と狼
第6章 軍服を脱がされて
ロイは、今まで味わったことのない快楽の底に叩き落された。


自分の乳首が、これほどまでに感じるとは・・・!


たまに硬い軍服に擦れて痛みを感じることはあったが、そこが快楽をもたらしてくれるものだとは知らなかった。


ねっとり糸を引くキスと乳首攻めが終わったと思ったら、今度はクロードの口がロイの小さな左乳首をぱっくりと呑み込んだ。


既に勃起して感じやすくなっていた彼女の乳首は、クロードの舌と唇に我慢ができなかった。


乳房は赤ん坊のものだと固く信じていたロイは、男に乳房を吸われることがとてつもなくアブノーマルなことに思えた。


「そんなところ吸うな、お前は頭が・・・おかしいのか・・・」


クロードはちらとロイを見やり、挑発するように更に素早く舌を動かし、乳首を強く吸った。


やっと彼の忌々しい口から開放されたと思ったら、今度は右乳首が呑み込まれた。


左乳首は空いている手でこねくり回されている。


ロイは理性を保つのがやっとの状態だった。


女は男に乳房を攻められるだけで、こんなに非力になってしまうものか・・・!


ロイには衝撃的な事実だった。
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