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ただ愛されたかっただけなのに
第22章 再びの蜜月⑥
毎回彼に会うと、キスマークをつけてもらう。
消えてしまうけど、それまでは彼に愛されたことを思い出せるから。
私にとってはしあわせの象徴のキスマーク。

「どこにつけて欲しい?」

「内腿と胸」

「わかったけど、胸は張ってるからつかないかもしれないよ」

そう言いながら内腿から…
私の足の間に顔を埋め、内腿に彼の息がかかる。
ショーツは履いているものの、裸でいるより恥ずかしい。

彼が私の肌にキスをしてキツク吸う。
彼の気持ちがそこに集中しているようで、その気持ちに私の気持ちが重なり吐息が漏れる。

「ん… やだ… だめ… イクから…」

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