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輪廻
第2章 2XXX年4月1日
親父がそれを手に取り、一瞬腰を引いた時に、自身の鈴口に埋め込んだ。

いっぱいいっぱいな御幸はそれに気付いていないようだ。

今一度両足を掴み、親父が腰を回す、スパーク前に最後に御幸を味わうといった具合に…

それから御幸の脚を左右に開いたり、折り畳んだりしながらペースをあげていく。無茶苦茶に揺さぶられて御幸は叫び続けていた。

「うっ、くうぅ、愛してる御幸、出すぞっ」

「あああっ…あなたっ」

「名前を呼べっ」

「ゆ、悠司(ゆうじ)っ」

いつも親父は御幸に名を呼ばせるのだが、字がひとつ同じなせいか、自分が呼ばれた気分になる。

俺の生活の中で名前を呼ばれることがほとんどないから尚更だ。

うううっ…御幸ぃっ…

親父が放ち、ナカが温かい体液で充ちる感覚があるが、俺は何とか堪えた。

目覚めの悪さの要因となった場面で達しようと思っていたからだ。

親父がズルリと御幸から離れ、御幸の頭に股がる。
少し勢いを失ったモノを御幸の口内に差し込んだ。

御幸も抵抗なくそれを受け入れたが、そこから滴る体液は先程の粒が溶け出したのか、メタリックの光沢を放っていた。
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