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輪廻
第4章 4月3日
あぁぁあん…

「全部入ったよ。」

告げてやると深雪は歓喜の涙を溢していた。

やはり生身の体は、実体感は違う。
真っ赤な顔で俺を見上げる深雪が無意識にオレを締め付ける。

髪を鋤いてやり口づけすると、その度にキュッキュと締め付けてきた。

悠…都…?

じっとしていても十分気持ちいいのだが、
動かない俺に深雪が声をかけてくる。
もうしっかり馴染んだんだと思う。

脚を抱えてゆっくり動き始めた。

アン…ああん…

たっぷり準備をして誘惑してくるのだから、と思うのに、深雪は視線を反らして遠慮がちに声を漏らす。

ムッチリとした太ももを撫で擦りながら、ガーターベルトの留め具を片足外す。

白い薔薇に口づけを落としながら、ストッキングを丸めていく、現れる柔肉にも口づけを落とし、白い薔薇のあった場所に紅い薔薇を咲かせていった。

キツく吸い付くとナカが締まる。

キュッと締まった足首に歯形を残して律動を早める。

ああっ…イクッ…イクッ…

ビクビクンとはぜて深雪が達する。

俺は堪えて深雪を抱き起こして対面座位に持ち込んだ。
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