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輪廻
第4章 4月3日
ファサッ…

倒した際に、髪止めが外れ、キリッと束ねていた髪が拡がる。

艶のある黒髪が拡がると共に、また薔薇の香りがした。

深雪が視線を反らさずに俺を見ている。
首の後ろにあるスーツの着脱ボタンを押すと、中途半端に開かれたスーツが縮んで脱げた。

「悠都さま…」

「悠都で、呼び捨てでいいよ。」

仰々しく呼ばれるのが嫌だった。

せっかくだからsexを楽しみたい、繁殖行動としてだけの行為でなく、
半分はお膳立てされた出来レースでも、
深雪との行為を意識したかった。

ベッドに上がり、深雪の脚も揃えてベッドに上げて組み敷いて乳房を愛撫する。

薔薇の香りの強い唇を塞ぎ、深い口づけをしていく。
俺の胸を押し返す弾力ある乳房を、手を滑り込ませて揉んでいく。

深雪は、また恥ずかしくなったのか、俺の胸辺りを見ていた。

片手を茂みに進め、黒薔薇を撫で擦りながら指を進めると、硬くなった芽を見つける。

周りをなぞりながら核を弾くように触れれば、

ンン…ンアッ…

深雪が嬌声をあげ始めた。

「そろそろ、ここも見せて?」

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