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第15章 X'mas‥‥ああX'mas？(セックスレス)

覚えています、私こと富永鞠
そしてオヤジこと河合秀一


別れる別れると言いながら、いまだにズルズル‥
まあ、これには少し訳がある。


色々と言いたい事、書きたい事はあれど、今日は素直にX'masにしましょう。






「なぁー今年のX'masは何食うんだ？？」


「朝から食べ物かいっ！」


クリスマスイブだと言うのに、寝起きの一言がこれ‥‥相変わらずX'masの雰囲気って言葉が無いなオヤジは。



「とりあえずイオンで買い物？
今年こそロブスターが食べたいわ、後はローストビーフとチキン、それで十分じゃない？
あっ、ケーキとビールも‥」


「おう！
それは俺も食いたい、買い物買い物」


決めたら即実行も相変わらず‥
ケツが軽い？だったかな、そんな言葉があったわ、オヤジは正にそれ。


脇目も降らずイオンへまっしぐら‥
でもX'mas、駐車待ちは当たり前‥‥なんだけど、オヤジの奴は今年実家の隣に出来た空き地に車を止めやがった‥
何かあった場合、苦情を聞くのは私なんだけど、そこんところ考えてる？このクソオヤジ！！


とりあえず我慢と言い聞かせ、歩いて1分のイオンへ‥
流石X'masだよね、何時も以上に人がいっぱい・・・と思ったら、長蛇の列を作っているのはサーティワンでしたというオチ、いやいやそれでも人は居るよ、うん当たり前。